- 【FOOD FILE】 Vol.1 foodmood なかしましほさん TOP[ 2009-04-30 00:09 ]
- Vol.1 foodmood なかしましほさん STYLE1[ 2009-04-30 00:08 ]
- Vol.1 foodmood なかしましほさん STYLE2[ 2009-04-30 00:07 ]
- Vol.1 foodmood なかしましほさん RECIPE1 定番パンケーキ[ 2009-04-30 00:05 ]
- Vol.1 foodmood なかしましほさん RECIPE2 ブランチパンケーキ[ 2009-04-30 00:04 ]
- Vol.1 foodmood なかしましほさん RECIPE3 サクサクピザ[ 2009-04-30 00:03 ]
- 【FOOD FILE】Vol.1 foodmood なかしましほさん RECIPE4 キャロットマフィン[ 2009-04-30 00:02 ]
4月の料理人: foodmood なかしましほ さん プロフィール >>
ふわっとしたシフォンケーキ、やさしい甘さの焼き菓子など、おなかだけでなく、
心も満足できるお菓子づくりをしている、foodmood(フードムード)のなかしましほさん。
料理をはじめたきっかけ、オーガニック素材へのこだわりなどについて、お話を伺いました。

出版から料理の道へ
子どもの頃からお菓子づくりが好きだったというなかしまさん。「出版社で料理本の編集をしたくてやったところ、自分が料理をしたいんだと気がつきました」 25歳からヴェトナム料理店でコックを務め、4年経った頃、転機が訪れます。「すごく不規則な生活をしていて、体調を崩してしまったんです。薬を飲んでもあまりよくならなくて。そこで、根本である食を変えないといけないと思いました」
そしてたどり着いたのが、オーガニックレストラン。「調味料がいかに大事で、おいしいものを使うとどれだけ味が変わってくるかを知り、バターを使わないお菓子をつくるようになったんです。料理に対する考え方は、そこで学んだことが大きいですね」

体調を崩してからはじめた、素材へのこだわり
なかしまさんのお菓子には、オーガニックや無農薬のものを中心に、身体にやさしい素材が使われています。
「体調を崩したとき、お医者さんから薦められて、バターや生クリーム、チーズなどの乳製品をやめたところ、体調がよくなったんです」そうした体験から、乳製品の代わりに豆腐や豆乳を使うようになったのだとか。
「油はお菓子にも使えるなたね油。白い精製された砂糖は使わないようにしています。
必要ならてんさい糖、きび砂糖、メイプルシロップなど、ゆっくり身体に吸収されるもの。なるべく自然の甘み、素材の甘みを基本に考えたいので、お料理では塩で甘みや旨みを引き出して、足りないときにみりんなど、より自然なもので甘みをつけるようにしています」

気になるのは、つくり手が見えるもの
食べものだけでなく、それ以外の服や器などにおいても、なかしまさんが選ぶのは誰が作ったか分かるもの、つくり手の顔が見えるものだといいます。お気に入りは、ご友人のブランド「えみおわす」の草木染めや自然なものを使った洋服。「彼らの作る服はすごくステキで、ストールを愛用しています。以前ほど買いものをしなくなったので、買うときには慎重になりました。自然と作家さんのものが多くなってきましたね」
そんななかしまさんから、毎日のごはんづくりへのアドバイス。「よい調味料を使えば、手をかけず簡単なものでも満足できると思うんです。まずはひとつ、おいしい調味料を探してみてくださいね」

なかしま しほさん
音楽・出版関係の仕事を経て料理の道へ。ヴェトナム料理店やレストラン「キヨズ・キッチン」で厨房を担当。その後、オーガニックカフェのオープニングやフードコーディネートに携わる。現在は「foodmood(フードムード)」の名で、お菓子の製作やレシピ提案を行い、毎年冬の初めには、編み物作家の姉、三國万里子とともに「長津姉妹店」というおやつと編み物のイベントを開催。著書に『もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ』『チョコおやつ』(文化出版局)、『まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本』(主婦と生活社)。http://www.foodmood.jp/


毎日のごはんづくりに欠かせない圧力鍋
以前ケータリングの仕事をしていたときに購入したという、「vita craft(ビタクラフト)」の10合炊き用の圧力鍋。いまでも普段のごはんづくりで大活躍しているそう。「じゃがいもを蒸すときも、これならくずれません。玄米は長く水に浸けなくても炊くことができるので、表面の汚れだけさっと洗ったら、20分で炊けます。私にとっては白米を炊くより気軽ですね。圧力鍋はひとつ持っていると、時間短縮にもオススメです」
いろいろ探して見つけた、こだわりの食材
なかしまさんのお菓子は、バターの代わりに良質の植物性油を使用しているのが特長です。「オリーブオイルやグレープシードオイルでもいいのですが、なたね油は特に加熱に強く、お菓子づくりに合っていると思います。もちろん、ごはんにも使えますよ」ストレスの少ない環境で育てられた千葉の卵、外国産のものよりたんぱく質の量が多く、もっちりした食感になる北海道産の小麦粉はお取り寄せ。キッチンには、こだわりの食材がたっぷり揃っています。
何にでも使える、『野田琺瑯』の保存容器
調理用具は長く上手に使いたいというなかしまさんが、使いやすいと絶賛する野田琺瑯。「洗いやすくてスタッキングもできるし、オーブンにも入れられる。ジャガイモにオリーブオイルをからめてそのまま出したり、トライフルやプリンを作ることもあります。痛んでしまったら、フタだけ買えるのもいいですね。ホウロウなのでキズも付きますが、そのキズも嫌ではないんです。一度使うと揃えたくなりますね」
焼き菓子やシフォンケーキによく合う器
右のイギリスのウィローパターン模様のお皿は、なかしまさんにとって思い出深い1枚。「姉と2人暮らしをしていたときに、このお皿でよく一緒にごはんを食べていて、すごく好きだったんです。姉に言ったら、最近譲ってくれました」左の器は、沖縄にある北窯の作家さんによるもの。「意外とお菓子にも合うんです。家で作るお菓子、特にシフォンケーキは凝ったお菓子ではないので、こういう家の器にポンとある方が好きですね」
アクセントになる、作家による手づくり小物
「いろんなものを使うというより、気に入るとそればかり使ってしまうんです」というなかしまさん。金属工芸作家、坂野友紀さんによるスプーンとバターナイフも、使いやすくて気に入っているもののひとつです。カラフルな色合いがかわいい、小さなコースターはなかしまさんのお姉さんで、編みもの作家の三國万里子さんの手づくり。「姉とは6年前から一緒に展示を行っています。コースターは、スタイリングに使ったりもしました」
身体や暮らし、食まわりについての本
食を取りまく、いろんなことに興味があるというなかしまさん。『murmur magazine(マーマーマガジン)』は読んでいると、考えさせられることがすごく多いそう。『セルフヒーリング・クックブック』は、foodmoodという名前のアイデアソースとなった本。「foodとmoodは深く結びついているというニュアンスの文があって、いい言葉だなと思ったんです。体調が悪いときに読むと元気づけられます」『整体入門』は、昔からの愛読書。「考え方が面白くて好きです。実践できることもあり、とても役に立っています」なかしま しほさん
音楽・出版関係の仕事を経て料理の道へ。ヴェトナム料理店やレストラン「キヨズ・キッチン」で厨房を担当。その後、オーガニックカフェのオープニングやフードコーディネートに携わる。現在は「foodmood(フードムード)」の名で、お菓子の製作やレシピ提案を行い、毎年冬の初めには、編み物作家の姉、三國万里子とともに「長津姉妹店」というおやつと編み物のイベントを開催。著書に『もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ』『チョコおやつ』(文化出版局)、『まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本』(主婦と生活社)。http://www.foodmood.jp/
定番パンケーキ


・ホットケーキミックス 200g(1袋)
・卵 1個
・豆乳(もしくは牛乳) 150ml
・バター、メイプルシロップ、ジャム、はちみつなど 適量

ボウルに卵を入れ、泡立て器で軽くほぐす。豆乳を入れ、よく混ぜる。
ホットケーキミックスを入れ、粉けがなくなるまでさっと混ぜる。

フライパンを中火で熱し、十分に温まったら、一旦ぬれ布巾の上に置いて冷ます。じゅっと音がしたらすぐ、2の生地をおたま1杯分すくって、フライパンに流し入れる。

再び弱めの中火にかける。生地の表面全体にぷつぷつ穴が開いてきたら、裏返す。

さらに2分ほど焼く。バターやメイプルシロップ、ジャム、はちみつなど、好みのものを添えていただく。※仕上がり写真には、ブルーベリーソースを添えました
ブランチパンケーキ


[パンケーキ]
・ホットケーキミックス 100g(1/2袋)
・卵 1個
・絹ごし豆腐 100g(1丁が300gのもの1/3丁)
・豆乳(もしくは牛乳)100ml
[つけ合わせ]
・にんじん 1本
・白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、こしょう 各 適量
・ブロッコリー、ソーセージ など 適量

ボールに豆腐を入れ、泡立て器で軽く、くずすようによく混ぜる。なめらかにしたい場合はフードプロセッサーにかけても。

卵を割り入れて豆腐とよく混ぜ、さらに豆乳を加えなめらかにする。

ホットケーキミックスを加え、粉けがなくなるまで手早く混ぜる。

テフロン加工のフライパンを中火でよく熱し、ぬれ布巾の上に置いて、3の生地をおたま一杯分流し入れる。

弱めの中火にかけ、生地の表面全体にぷつぷつ穴があいたら裏返す

さらに1分ほど焼く。

薄めに焼いているので、サラダやソーセージを巻いていただく。蒸し野菜や和惣菜、ジャムやホイップクリームにもよく合うので、朝ごはんにもぴったり。

にんじんを千切りにして、塩をひとつまみ加え軽く揉む。オリーブオイルと白ワインビネガー(お酢であれば何でもOK) を少々加えて混ぜる。塩こしょうで味を調えたら、できあがり。

サクサクピザ


[生 地]
・ホットケーキミックス 100g(1/2袋)
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
・水 大さじ2~(生地の固さをみて分量を調節)
・イタリアンハーブミックス 小さじ1/2
[ バリエーション 1 ] サラダピザ
・リーフミックス、生ハム 適量
・エキストラバージンオリーブオイル 適量
・白ワインビネガー、塩・こしょう 少々
[ バリエーション 2 ] トマト&モッツアレラピザ
・スパイシートマトソース 適量
・モッツアレラチーズ 適量

ボールにホットケーキミックスを入れ、オリーブオイル、水を加える。お米をとぐような容量で、手でざっと混ぜ、さらにドライハーブを加える。

耳たぶくらいの固さを目安に、生地をひとつにまとめる。まとまりにくいときは、水を少量足す。手早く丸めるのがポイント。

オーブンシート、もしくはラップの上に生地をのせ、めん棒で直径20cmくらいになるように丸く伸ばす。

生地がめん棒にくっつきやすい時は、ラップを上にあてて伸ばすとよい。

フライパンを強めの中火で熱し、油をひかずに生地をのせて焼く。ふくらみすぎないように、ヘラで軽く全体を押さえ、2~3分して、軽く焼き色がついたら裏返す。

さらに1~2分、カリッとする感じになるまで焼く。

サラダ用のリーフミックスを、オリーブオイル、塩、こしょう、白ワインビネガー(酢)でさっくり和えたものをピザにのせていただく。お好みで、生ハムやパルメジャーノチーズ、アボカドなどをトッピングしてもおいしい。

片面を焼いたら、生地にスパイシートマトソースを塗り、モッツアレラチーズを適量のせる。

この際、フタをして焼くとチーズがきれいに溶けてよい。

ドライハーブの代わりに、ブラックオリーブを刻んで混ぜるのもオススメです。
キャロットマフィン


[マフィン]
・ホットケーキミックス 100g(1/2袋)
・なたね油 大さじ2
・キャロットジュース 50ml
・卵 1個
・きざんだくるみ 大さじ2
・レーズン 大さじ2
・シナモン 少々
[ヨーグルトクリーム]
・プレーンヨーグルト 適量
・はちみつ 適量

ボールに卵を割り入れ、泡立て器で軽くほぐす。さらになたね油、キャロットジュースを加えて、よく混ぜる。

ホットケーキミックス、シナモンを加える。

ヘラで練らないようにさっくり混ぜ、粉けがなくなってきたら、くるみ、レーズンを加える。

生地を3等分にし、マフィン型の8分目くらいまで入れる。180度に温めたオーブンで、15分ほど焼く。
*マフィン型がなければ、耐熱の器に油を引いて使っても。

プレーンヨーグルトをコーヒーフィルターなどに入れ、30分~1時間ほど水切りする。
*さらに長めに水切りすると、サワークリームのような風味になる。(その場合はラップをして冷蔵庫で水切りする)

はちみつを加えてよく混ぜ、好みの甘さにする。マフィンにトッピングして、甘さを調節していただく。






























